Wimax Home01をソネットで契約したのでレビュー

Wimax

僕はもう5年以上ネット環境はWimaxなのですが、今年の12月で現在契約しているYamada Air mobileの契約が切れるということで、乗り換えることにしました。解約も気持ちよくしてくれて、ヤマダには感謝しております。2年間ありがとう。

で、色々迷ったのですが、結局決めたプロバイダーはSonet(ソネット)で、端末は最新のWimax Home01です。

ちなみに、ソネットは月々の利用料金が安くなるキャンペーンをやっていて、僕もそれで申し込んでます。

Wimax Home01とは?発売日など

Wimax Home01は、最新のWimax端末で、2018年12月上旬に発売しました。たしか、ソネットでの取り扱いは12月7日以降とかだった気がする。とにかく、現時点で最も新しい端末です。

僕が今まで使ってきたWimaxはいわゆるモバイルルータータイプで、外でも持ち運べるタイプのルーターだったのですが、直近では常時家のコンセントに差しておく「ホームルーター」タイプの端末が出始めています。

Wimax Home01はホームルータータイプの端末の2代目にあたるのですが、1代目はSpeed Wi-Fi Home L01Sという端末でした。

Home L01Sも今回契約したHome01も、このようなタワー型のデザインになっていて、ケーブルで電源に常に差しておくタイプになります。

ちなみに、名前が似ているので紛らわしいのですが、Home01が最新の端末でありNEC製、Home L01Sは中国のHUAWEI(ファーウェイ)製です。HUAWEIは中国の大手通信機器メーカーで、直近ではネガティブなニュースは出ているものの、質の良い製品を作っていて、実際このHome L01Sもなかなか評判は良かったようです。

もともと、Wimax=モバイルルーターなイメージがありますから、このホームルータータイプはおそらくWimaxとしても挑戦的な商品であり、それが評判が良かったからこそ、Home01のリリースに繋がったんでしょうね。

で、人柱として申し込んでやろうということで、今回勢いで契約してみました。まあ、使えなかったらすぐに返品できるので。

スペック・通信速度・端末仕様

 

一般的にWimaxは建物の中だと受信感度が弱まります。僕の家は鉄筋コンクリの賃貸物件ですが、場所によっては余裕で圏外、というよりも電波をしっかり受信できるエリアが限られています。

そんな中、ホームルータータイプは屋内での常時設置を想定し、外からの電波を受信する力と、受信した電波を家の中で遠くに飛ばす力が優れているというのが謳い文句です。ワイドレンジアンテナとμSRアンテナにより、広範囲にWifiを飛ばし、かつ電波が弱い場所での受信速度を約50%向上とのこと。詳しいことはよくわからん。

ただ、実際設定したときに、これまでw03という別のルーターでは圏外だったエリアでも、電波を受信することができました。なので、多少電波が悪い環境でも、しっかりキャッチしてネット環境を整えることはできそうです。

速度については、下りは最大440Mbps。とはいえ、これまでの端末でもそうですが、そんなに速度は出ないです。参考程度に見ておくのがいいかと。

これが裏面。真ん中の蓋のところにauのマイクロsimを差します。また、LANケーブルを有線でつなぐポートが2コついています。

これまでは有線LANはクレードルを介して繋がなくてはいけなかったため、筐体が大きいホームルーターならではの利点ですね。ゲームをやるときなどは、有線の方が安定します。

表面はこんな感じですが、一番下がステータスで、起動しているのか、速度制限がかかっているのか、WPSで接続中なのか等を示すランプ。

Updateは文字通り、アップデートしているときに点滅するランプ、ModeはWimax2+か、Wimax2+エリアかを確認できるランプです。Wimax2+エリアはまず使うことはないでしょう。速度制限的な意味で仕様が微妙なので。

一番上4つが電波強度を表すランプで、上の方までランプがついていると電波状態良好、ということを示します。

モバイルルーターだと液晶画面で色々と設定できるため、このあたりがザクッとなくなりランプだけで調整しなければいけないのは、好みが分かれそうなところではありますね。




実際使ってみた

まずは電波が入りやすい箇所を探すところからになりますが、結論、ホームルータータイプだからといって、設置場所が変わることはありませんでした。

いくら電波をキャッチしやすいとはいえ、家の中に置けば電波が弱まるため、窓際に設置することになります。それでようやく4つ(最強)電波のランプが点灯しました。まあ、うちが茨城の田舎ということもあるんでしょうが、この辺りは注意が必要かも。

現時点でWimaxの電波が入らないところは当然、ホームルータータイプにしたからといって、劇的に繋がるようになる、ということは期待できなさそうです。

心配な人は公式サイトで対応エリアか確認しておきましょう。

サービスエリアマップ(WiMAX 2+

で、無線で接続したiPhoneの速度分析アプリで検証した結果がこちら。だいたい30Mbps前後といったところですかね。前のW03が20Mbps前後だったので、多少は早くなっていると思います。

実際、体感としても速度は安定して速い気がしており、普段使いとしては十分かと思います。

iPadで第五人格をプレイしていますが、pingはだいたい100〜130あたりって感じです。前もこんな感じだったので、特に気にはならない。プレイもそんなに支障が出ている感じはしないです。

中継機との接続もできる

 

Wimaxは部屋の端の窓近くに置く関係上、中継機を置いた方が電波が行き渡ります。僕の家は寝室に端末を置いていますが、そこからリビングのテレビまで電波を届かせるために、中継機を置いています。

これについては、Home01になっても状況は変わらなさそうです。たしかに、電波を届かせることはできなくないのですが、通信速度が下がるために、実用性を考えると中継機はあった方がいいです。

ちなみにうちの中継機は安定のバッファロー製品。雑に便利な端末です。これで5Ghz帯にて繋いでいます。2.4Ghzだと電子レンジなどの電波と干渉して、通信が不安定になる原因になります。

まとめ

使ってみた感想をまとめると、以下。

  • モバイルルーターよりも受信・送信機能は強い
  • 体感として通信は速くなっている
  • とはいえ、劇的にネット環境が変わるわけではない
  • 液晶で設定できないのが人によっては不便か

と要は「無難に使えるホームルーター」って感じです。個人的には順当にアップデートされていて満足しています。

なので、外に端末を持ち歩く可能性がある人は無理してホームルーターにする必要はないし、僕のように「光とか引くのが面倒(もしくは引けない)で、端末を持ち歩くことがなく、しかも切り替えで料金が安くなる場合」の選択肢としては、有りなんじゃないかと思います。

プロバイダーをソネットにした理由はまた別途書きますが、単純に考えて月々の支払いがわかりやすく安くなるので、選んで損はないプロバイダーだと思いますよ。

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