[書評]10年後の仕事図鑑

読書

買ってから随分時間が経ってしまいましたが、ようやく読み終えました。ホリエモンと落合陽一博士の共著である「10年後の仕事図鑑」です。

内容としては、今後AIの台頭や仮想通貨の発展など、激しく変革が起こる時代の中でどう身の振り方をしていけばいいのか、といったものになります。

AIといえば、去年こんな記事が出て話題になってましたね。

みずほFG、21年度に8000人減 構造改革へ工程表

この記事の中では、AIを使って業務をスリム化を〜なんて書かれてますが、要はAIが担った方が費用対効果が良いと判断された仕事は、今後どんどんAIに差し変わっていくことになります。話は簡単で、AIを使った方がコストが安い、つまりAIを使った方が儲かるし効率的だから使う、というシンプルな論理です。

AIの台頭は豊かな社会の到来である

サウザーさんのラジオでも言ってましたが、今後社会はより豊かになり、泥臭く仕事をしなくても良い時代が到来します。つまり、ストレスばかりが溜まる単純作業や、人と人を繋いで中間マージンを取るだけの仕事はテクノロジーによって淘汰されていきます。

中高年の人からしてみれば、汗水垂らして働くことこそが美徳であり、楽しい仕事なんざない、という価値観が強いと思いますし、急に社会が変革してもついていけない人が大量発生するだけでしょう。

でも、本の中でも書いてありますが、今後重要なのは何かに没頭し、これだけは誰にも負けないという領域を持っている人になります。それが、仮にゲームや娯楽だとしても、その情報を欲しがる人がいれば、重要な収益源になります。

現に、ゲーム実況をしている有名なYoutuberは、1ヶ月で収入が1000万を超えます。他にもShowroomや海外ではTwitterの動画再生数でお金を稼いだりなど、様々な収入を得られるプラットフォームが誕生しています。

アホくさくないですか?僕の今の会社員の収入もそうですが、過去に金融機関で働いていたときは、先輩がストレスのせいでトイレで毎日ゲーゲー吐いて稼ぐ給料よりも、はるかに多くの収入をゲームをして稼いでいる人たちがいたわけです。

堀江さんが言うことは昔から変わっていない

堀江さんの過去の本と、今回の本の内容を見比べてみても、堀江さんが提案している内容はさして変わっていないように思います。

今回はそれに落合さんのテクノロジーの情報が加わっただけで、本質的なことは変わっていないと思っています。

それは、興味を持ったことをそこそこ突き詰め、色々挑戦し、それを発信し、オリジナリティのある人間になれ、というただそれだけです。

僕の仕事もそうですが、例えばGoogle Adwordsをそれなりに使える人はそこそこいますが、それに加えてAnalyticsを実務ベースで使える人になると、実はそれなりに母数が減る気がします。さらにSearch Consoleまでしっかりと使いこなせる人になると結構少ないんじゃないでしょうか。

AdwordsもAnalyticsもSearch consoleもGoogleが提供しているデジタルマーケティングツールですが、カバーしている領域が異なるため、それぞれ使える人はいても、横断して使える人が少ないように思います。

ただ、こんな話ではつまらないので、これに加えてドローン操縦が得意で地方在住だと、かなりオリジナリティは高くなってくるかと思います。こうなると、地方のドローン学校に関するデジタルマーケはシラフジに任せてみようか、みたいは話になってくれるといいなあと思っています笑

まあ、ともかくとして遊びでもなんでも、とことんやってそれをアウトプットし続けている人材には、その辺の会社員は勝てないっしょ、ということです。というか、そういうスキルの方が、今後のサバイバルスキルとしては絶対に役に立つと思うんですよね。本当にそう思います。

YoutubeのPUBGの動画とか見てると明らかに自分よりも年下の子が何十万再生とか稼いでますからね。自分にはとてもできない。

まとめ

本を読んで改めて思うことですが、これからはもっと個人の興味関心を表に出しても良い時代にもっとなってくると思います。

そんなときに、こんなの社会人としてふさわしくないとか先入観が邪魔して、何も個性とかないっす、みたいな、飲み会で一気飲みすることくらいしか取り柄のないような人にはならないよう、人生楽しみたいと思います。

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