2年くらい前からランニングを続けてきて、最近はエニタイムフィットネスに通って身体も鍛えているわけですが、実は1年ほど前から、長距離を走っていると膝側面に痛みを感じるようになりました。
左足の膝の外側ですが、するどいチクチクとした痛みが発生し、そのまま我慢して走っていると激痛になります。特に階段を降りるときとかに強い痛みを感じます。
ただ、2〜3日すると痛みは消えるんですよね。それでもう大丈夫かな?と思うのですが、長い時間走っていると再発し、地味に嫌な悩みを抱えていました。
どうやらランナー膝というらしい
調べてみると、まさにどんぴしゃの症例がありました。
どうやら「腸脛靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)」というらしく、ランナーに発生しやすい症状のことから、ランナー膝と呼ばれるようです。
自分はランナーと呼ばれるほど走っている自覚はないので、この症状が該当するのはおこがましいのですが、まあそういうことらしい。
発生の要因はオーバーユースです。過剰なランニング時間と距離、柔軟性不足(ウォームアップ不足)、休養不足、硬い路面や下り坂、硬いシューズ、下肢アライメント(内反膝)など、さまざまな要因が加味されています。
症状として、あまりにもぴったりなので、おそらくこれでしょう。過剰なランニング、はともかく、硬い路面を底の薄いランニングシューズで、同じ方向で走り続けていたために、左膝に負担がかかったのだと思います。右膝はなんともないしね。
僕が治療と予防のために行ったこと
これはあくまで僕個人のケースであり、万人に上手くいくかはわからないのですが、以下のことを実施し、痛みを抑えることができました。
- 走る前、走ったあとのストレッチを徹底する
- 走った後のアイシングを行う
- 膝に負担のかかりにくいランニングシューズに替える
- サポーターをつける
膝へのケアをしっかり行ったわけですが、アイシングは専門の道具がないので、保冷剤を薄いタオルに入れて、膝に巻くようにしていました。
ランニングシューズも長年使って底がすり減ってしまっていたので、新しいものに替え、その際は膝への負担が少ないしっかりした靴を購入するようにしました。
あと、個人的に効いたと思っているのが「サポーター」です。膝用のサポーターがスポーツ専門店に売っていますが、これで膝を補強してあげることにより、走っているときの膝の安定性を高めることができたと思っています。
膝の安定性ってなんぞや?と思うかもしれませんが、使っているときと使っていないときを比べると、未使用時は膝が走っているときグラつくというか、一歩一歩微妙に違う負担が膝にかかっていることがよくわかります。
汚い写真で申し訳ないですが、こんな感じでトレーニング中は膝にサポーターをつけており、これをしてから膝への痛みが発生する頻度が減ったように思います。
1000円くらいなので、膝ケアのためにはおススメです。ジムだと玄人感が出て、やや優越感を感じられるという厨二的な効果もありますw
あと、外と走っていたときは左周りでランニングをしていましたが、現在はトレッドミルで周回することがなくなったことも、片方の膝への負担が減り、痛みがなくなったことに影響しているように思います。
何が影響するか、わからないもんですね。
まとめ
痛みが治らないとトレーニングへのモチベーションも下がりがちですが、僕の場合は無事に痛みを克服できてよかったです。
昔はトレーニングなんてどんな格好でもいいじゃんと思ってましたが、身体へ負担がかかる行為であることは間違いないので、身体を壊さないための道具やケア必要だと痛感するようになりました。
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