原神用にiPadAir4からiPadProへ買い替えた話

Apple

先日の記事にも書きましたが、iPadAir4からiPadProへ買い替えました。

正直なところ、iPadAir4でも十分な機能は持っていて、普段使いで困ることはほぼないレベルの端末だったのですが、買い替えた理由はただ一つ。

原神を快適にプレイしたい!というただその理由のみです。リフレッシュレート60で!レンダリング精度が高い設定プレイしたい!

で、思いの他早く、AppleさんからiPadProが届いたので、早速使ってみることにしました。

iPadProを開封していく

今回購入したのは、iPadProの11インチ、シルバー256GBモデルです。お値段は106,800円。

Apple製品って通販で買うとき、盗難防止のためかめっちゃ地味な段ボールで届くんですよね。最初何かわからなかった。まあ、それが目的なんでしょうけども。

僕がもともと使っていたiPadAir4 256GBモデルと比較すると、iPadProの大きな違いとしてはCPU、リフレッシュレート、カメラ周り、FaceIDかなと思います。

以下はAppleが公式で出しているスペック比較の一部抜粋です。

ディスプレイの綺麗さとか、デザインなどはほぼ変わらず、CPUがiPadProはiMacやMacbookAirと同じM1チップを搭載している点、あとはiPhone13でも搭載されたPromotionテクノロジーで120Hzのヌルヌルとした画面描写ができる、またiPadAir4はタッチIDですが、iPadProはFaceIDで認証します。

カメラについては10MPの超広角カメラがついていますが、正直タブレットで写真や動画を撮る機会は、少なくとも僕の場合はないので、あまり気になりません。

あとは細かいところで、USBがThunderbolt対応や、5G対応、4スピーカーオーディオ、輝度がやや高い、ライダースキャナー対応など違いはあるものの、ほぼ普段使いでは気にならないと思います。

ちなみにiPadProは11インチと12.9インチと2種類あり、12.9インチの方がディスプレイやメモリがアップグレードされています。ただ、僕の場合はiPadの用途として、単身赴任先でのゲームや読書用に使うことを想定しているので、12.9インチだと携帯性が悪く、11インチ安定です。

これは10.9インチのiPadAir4を使っていたころから確信しています。11インチは、携帯性とクリエイティブな作業も両立できる、一番最適な大きさだと思ってます。

左がiPadPro、右がiPadAir4ですが、カメラが違う程度で重さも大きさも、デザイン面ではほぼ同じです。マジでほぼ一緒。

実際に使ってみる

iPadAir4で使っていたMagicKeyboardはiPadProでも利用できます。というかもともとは順番が逆で、iPadPro用に出たMagicKeyboardがiPadAir4でも使える、という流れ。

今回シルバーを買ったので、できれば白のMagicKeyboardも欲しかったのですが、さすがに35,000円するのでおいそれと買うことはできません。意外と中古でも出てるので、それで買うのもありかもですが、今使っているものが壊れたら検討します。

ちなみにiPadAir4やiPadProを使いこなしていくのであれば、個人的にはMagicKeyboard一択なんじゃないかと思っています。持ち運びをするiPadでマウスを接続するのが微妙、ということと、パススルー充電の快適さ、打鍵感の良さで考えると、正直色々試してもMagicKeyboardに帰ってきます。

多少重いのがネックですが、宙に浮かせて使うことを考えるとこれくらいの重さがないと安定しないのだと思います。

あとは地味にいいのがFaceIDです。FaceIDはマスクしていると微妙ってのがあるのですが、iPadは家で使うことが多いので、そこまで気にならず、開くとロック解除、MagicKeyboardのトラックパッドでホームを開く、というムーブができるので結構快適です。

個人的にはFaceID認証できた時点で勝手にホーム画面にいってくれるとありがたいのですが、まあ致し方ない。

iPadAir4の場合はいちいち画面を開いて、電源ボタンに触れないといけないので、その動作のダサさ感は正直否めないです。

なので、iPadPro11インチ×MagicKeyboardは割と完成形に近いのかな、という快適感が得られる印象です。

原神プレイとしてはどうなのか

まあただそうは言っても、iPadAir4はタブレット端末としてはほぼ不満はないレベルで完成度は高く、多少色々やってると落ちたりすることはありましたが、日常使いで困ることはほぼない印象でした。

ただ、その印象を変えてしまったのが、高負荷のゲームをした際でした。

原神は設定を抑えないと、モッサリとした動きになってしまう。実際にiPadAir4で自分がプレイしていたときの設定は以下になります。

フレームレート60でやるのであれば、レンダリング精度低でやらないと、中以上だとモッサリした感じになります。

これは結構驚くとともに、原神どんだけ重いんだ・・・と感じたシーンでした。

今後、こうした原神なみの重いゲームが出てきたときに、ゲーミングデバイスとしてのiPadAir4は性能としてはそれなり、ということになるのかと思います。

で、これの検証をするためにも、iPadProで試してみたところ、現在の設定としては以下でプレイすることができています。

デバイス負荷はやや高い状態ではありますが、レンダリング精度高でも、まあ安定してプレイできています。時折雨のシーンとかで若干モッサリする場合もあるのですが、問題はありません。

この辺りのマシンパワーについては、やはり明確な違いを感じることができました。

実際のグラフィックはどんだけ違うのか、という点については。

これがレンダリング低のときの画像です。iPadAir4だとこんな感じのグラフィックでプレイしていました。

こちらがレンダリング高でプレイしているときの画像です。

・・・

うーん。まあ、こうやってウェブに上げるとほぼ違いがわからないかもしれませんが、プレイしている感覚としてはたしかに結構違うかも、という印象は受けました。

特にレンダリング低のときはキャラの輪郭とかがボヤッとしていて、全体的に映像が締まらない感じだったのですが、レンダリング高にしてからはくっきりと画面全体が引き締まり、メリハリのある映像になった印象を受けました。

iPadAir4からiPadProへは買い替えた方がいいのか?

結局のところ、iPadAir4からiPadProに買い換えるのはありなのか、という点については、個人的には既にiPadAir4を使っているのであれば、無理して買い換える必要はないのかなと思いました。

今回みたいに割と格安で乗り換えられそう!というときであれば、検討してもいいのですが、iPadAir4からiPadProへの移行は、ゲーム以外の作業でかなり支障が出ている!とかでない限り、その差は自己満足レベルな気もします。

であれば、今後さらに強力なチップが搭載されたiPadを買う方が、長く使っていけるかもしれません。原神もアップデートを繰り返していて、段々と端末への負荷が上がってくることが想定されるので、焦って買い換える必要はないと感じました。

ちなみに現在iPadを持っていなくて、原神用にiPadAir4を買おうか迷っている人については、正直おすすめしづらいところがあります。設定をかなり落とすとか、そもそもリフレッシュレートを30まで下げれば、それなりに快適にはできるのですが、今後のアップデートのことを考えると、どこまでiPadAir4でできるのかわかりませんし、価格差を考えると、+2万入れてiPadProを買った方が幸せになれる気はしました。

てかそう考えると、PS5がいかにコスパがいいかがわかりますね。買えればだけど。

まとめ

以上、自腹を切って、iPadProに乗り換えた話でした。

僕はもともと原神はPCでプレイしていたので、ちょっとハードルが上がっているなと書いていて思いました。

リフレッシュレート60以上を経験すると、なかなか30には戻れず、そう考えると携帯端末ではiPadProくらいしか現在は選択肢がないのが辛いところではあります。

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