運用型広告で成果を上げるためには、たゆまぬ努力と密な連携が必要だと言う話

僕の本業はリスティング広告をはじめとする、所謂運用型広告のコンサルタントなのですが、最近同僚の話で驚くことがあったので語りたいと思います。

運用型広告に飛び道具はあるのか

話を聞くと、同僚はコンペに参加しており、最終的に負けたらしいのですが、その決定理由というのが「他とは違う斬新な提案」と「数ヶ月やって成果が出なかったら辞めてもいい」と言われたことと聞いて唖然としました。なんじゃそりゃ。

この仕事であるあるなのが、成果に行き詰まっているクライアントが、これまでとは違う方法で成果をあげたいと言っているのだけど、なんとかならないかというケース。しかし残念ながら、運用型広告において裏技などない、というのが5年くらいウェブアドを見ていて、感じることであります。

また、レポートを見て除外キーワードが甘いとか、過剰に予算を使っているキーワードがあるので、そこを削りどこそこにアロケーションを・・・というような分析結果を出すと、そんなの素人でも言えることだと、全く評価してもらえない事があります。もっと違う方向性の施策を出せと。でも実際できておらず、無駄な広告費を垂れ流して入るわけです。

運用型広告の基本は基礎的なことの積重ねであり、コツコツとブラッシュアップを続けていけるかどうかが、コンサルタントの真価が問われるところでもあります。逆に、目先のボトルネックを無視して派手な施策に舵を切る事は、広告主にとって不幸な結果を招くことに直結します。

Hagakure構成がどうとか、DMPがどうとか、MAをやりましょうとか言うのは、あくまで数ある戦術の一つであり、基礎的な事が固まった上での、プラスαの施策だと思っています。聞こえの良い単語に惑わされてはいけない。

つまり、運用型広告で成果を上げられる人というのは、派手な施策や理路整然としたコミュニケーションプランをペラペラと喋れる人ではなく、泥臭く普通の人は嫌になるような面倒な作業を淡々と続け、かつそこから導き出される事象から糸口と見つけ、新たな施策に挑戦できる人だと思うわけです。

でも、なかなか広告主はそこを理解してくれないことがある。もちろん、短期的に成果を上げることが企業としての至上命題である以上、仕方がないとはわかっており、僕らとしては僕らができることをしっかり広告主に啓蒙していく必要があると感じています。また、本質的にプロモーションを行なっている理由を広告主と共有できている必要があります。

まとめ

今の状況に最適なアウトプットを出すのがコンサルタントの役目である以上、プロモーションをやりきっているクライアントに対しては期待以上のアウトプットを出せるノウハウとスキルが必要だと思います。つまり、常に最新のソリューションの情報があり、アッパーを引き上げていく必要があるということ。しかし一方で、そこまでいっていない広告主が大半であるのも事実であり、何をすべきかをしっかりと啓蒙し、無駄なコミュニケーションで工数と予算を無駄にしないような連携が必要であると思う今日この頃です。

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