こんにちは。最近スタイラスペンにハマりかけているセキです。
スタイラスペンとは、主にiPadなどタブレットでイラスト用に絵を書くときに使ったり、文字を手書きで書くとか、動画編集をする際に細かなポインティングが必要な場面で使えるデジタルデバイス用のペンになります。もちろん、タブレット以外にも、iPhone などのスマートフォンにも利用可能。
仕組みとしてはペン先がディスプレイ側の電気を吸収することで反応するらしい。指の代わりに使うわけなので、指をタッチさせて発生する挙動をペンで再現しているわけですね。
そのため、電気を吸収する素材をペン先につけたものがスタイラスペン、もしくはタッチペンとして機能するわけなんだけど、ペン先で電気を吸収するには一定の面積が必要であり、それで充電不要のペンの場合は先端が丸くなっているものが多いようです。あれ、結構太さがあるために慣れないと結構書きづらいのよねー。
で、ApplePencilなんかは本当のペンみたいに細いんだけど、それは充電をすることで直接ペンに電気を流すことができるため、先端が細くても感度がいいのだとか。
なるほどー。なんで充電式とそうではないものとがあるのか不思議だったのですが、充電式のものは電気を流すことで細いペン先でも使えるためだったんですねー。
100均で買えるスタイラスペンは使えるのか?
前から気になっていたのですが、このペン、100均にもたくさん売られてるんですよ。自分の場合は絵や文字を書くことは基本的にないので、ApplePencilは必要ないのですが、100均で買えるならそれがコスパ最強じゃね?ということで、6本買ってみたよ!
果たしてこの中からおすすめできるスタイラスペンは見つかるのか。
買ってきたのは、ダイソーとキャンドゥのスタイラスペン。セリアなんかでも同じようなペンは売ってますよね。
合計6本です。いくつか形態的にも種類があるので、実際使えそうなのはどれか、見ていこうと思います。
Custum+PLUS TouchPen
まずはこちら。キャンドゥで購入した普通のタッチペンですが、ペン先はシリコン樹脂でできています。
一緒のメーカーのこちらも購入しています。何が違うかというとペン先。
黒の方はシリコンですが、白い方は導電繊維ということでサラサラした布のようなものになっています。
試しにメモに書いてみた。
ちなみにいうと、これらの安いスタイラスペンは文字をがっちり書くのには向いていません。
なぜかというと、パームリジェクションという、文字や絵を描くときに手の平の部分がディスプレイに当たっても誤反応が起きない機能が搭載されていないためです。
つまり、文字を書く際は少し手を浮かせた状態で書かなければいけないため、かなり書きづらいわけですね。殴りがきメモレベルなら問題ないですが、丁寧に描こうと思ったら難しいです。
このあたり、ApplePencilは対策されているため、やはり高いにはそれなりの理由があることがわかります。
さて、書いてみたわけですが、結論繊維タイプの方が滑りがいいため、僕は導電繊維タイプの方が好きです。シリコンは反応は若干良いのですが、画面への引っ掛かりが気になりますね。
キャンドゥ ディスクタイプタッチペン
お次はキャンドゥのディスクタイプタッチペンです。
このタイプは先端にディスクがついており、これがグニグニ動くことで、設置面積を担保している構造です。
また、ペン先のディスクが透明なために、感覚的には普通のボールペンで書いているような感じで書けるのが特徴です。
これで実際書いてみたところ、文字の書きやすさ、という点では今回の中で1番だと感じました。
ペン先のディスクはかなり可動域が広く、横にしてもしっかり動いてくれるため、予想以上に書きやすかったです。
結構、ビジネスシーンとかで役に立ちそうな感じ。
あとは、ディスクという仕組みを許容できるかですね。
これは完全に好みなのですが、ディスプレイにディスクがカチカチ当たる感じとかが気になる人はダメかもしれないです。僕はちょっと苦手です・・・w
しかし、実用性という面ではかなり高く、反応もいいため、僕の想像以上に良かったタッチペンです。
ダイソー タッチペン4+1
次はダイソーのタッチペン4+1。
なんとこのペン、タッチペン以外にLEDライト、ボールペン、スマホスタンドにもなるという、1本で4役こなすのが売り文句。100円とは思えない多機能っぷり。
見た目もゴツく、LEDライトの部分は最初ロックがかかっています。
確かに光るし、スマホスタンドも本当に簡易的な感じですがスマホはちゃんと立ちます。
そしてボールペン機能も付いており至れり尽くせり・・・!!
だが!今回はあくまでタッチペンとしての性能が最重要なので、そんなおまけはどうでもいいのだよ・・!器用貧乏にならないかちょっと心配です。
で、結果的にはシリコン性のペン先の引っ掛かりがキツく、正直通常使用にはあまり向かないと判断。
なんでもできる!じゃダメなんだ。これは負けないってものこそが、オンリーワンの性能が必要なんだよ・・!!(何)
ダイソー導電繊維タッチペン&ボールペン
次はダイソーの導電繊維タッチペン、ボールペン付き。
包装は1番スマートな感じで、優秀な文房具って感じです。
でもね・・・さっきと一緒で、大事なのは実用性なのです。
包装なんざ重要じゃないのさ・・・!
反応は完璧ではないものの、ペンが細くて書きやすく、繊維なので引っ掛かりもなく使いやすい!ということで、かなり高評価でした。
繊維が書きやすい、というのはあくまで個人的な好みもあると思うのですが、バランスの良い1品だと感じました。
ダイソー クレヨンタッチペン
最後はこれ。ダイソーのクレヨンタッチペンです。
マジかよ。と思う方もいるかもしれませんが、Twitter見てたらこれが使いやすい!という方がいらっしゃったので、試しに買ってみました。
シリコン性のボディに持ち手のところはシールが貼ってありますね。
ただ結果的にはシリコン性の構成ということもあり、引っ掛かりがかなり強い+ペン自体が短いのでこれから指でいい+意外と重い点から、ちょっと自分には合わなかったですね・・。
シリコン性は反応は良いのですが、引っ掛かりが強いのが痛すぎる。
あとはスタイラスには一定の長さが必要だということが改めてわかりました。
実用的に使っていけそうなのは・・・
最終的におすすめできそうだな、と思ったのは上の3本です。
ダイソー導電繊維タッチペン&ボールペン
Custum+PLUS TouchPen(導電繊維タイプ)
キャンドゥ ディスクタイプタッチペン
ディスクタイプは迷いましたが、実用性という点では高そうだったので選びました。個人的にはダイソーのボールペン付き導電繊維のタッチペンが1番良かったです。
同じスタイラスでも結構差が出るもので、面白いものです。
まとめ
以上、100均スタイラスペンの比較でした。
僕の場合の用途は、ブラウジングや動画編集、写真加工の際に使ったりするので割とライトです。絵を描く人や文字をガンガン書く人は普通にApplePencilなどの静電式のモデルを買った方がいいと思います。
ただ、意外と100均のタッチペンでも使えることがわかり、個人的には面白い比較でした。何かの参考になれば幸いです。
新しく格安スタイラスペンを買いましたので、そちらとApplePencilとを比較した以下の記事もどうぞ。
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